
ピン打込機
装置概要
ゴムブッシュに樹脂のピンを打込む装置
ワーク概要
ゴムブッシュ(φ25xL30)、樹脂ピン(軸φ5xL20、フランジφ25xt3)
お客様の課題
- 経年劣化している装置を同機構で新調したいが、製造元が廃業してしまっている。
- 打込み用のシリンダーがエア漏れするため、打込力が不足して不良が発生する。
- 不良の流出防止を目視確認しているため、人手が掛かる。
- 劣化による錆がワークに付着し、また部分的に破損しているためケガの恐れがある。
お客様の要望
- 打込み後、稀にワークがプッシャーにくっつく時があるため、解消してほしい。
- 設置場所を変えるときのために、コンパクトにして人手で移動できるようにしてほしい。
技術的に工夫した事
- ワークがプッシャーにくっつくことを解消するために、プッシャー先端に剥離(分離)用のエアブローを設けた。
- 生産数を管理するために、現行機には付いていなかった「計数カウンター」を提案し、操作盤に設置して見える化した。
弊社からの一言
弊社は既存装置の図面や資料がない場合でもスケッチを行い、製造・改造を可能な限り対応いたします。