ロボットハンド

    

ロボットハンドとは

ロボットハンドとは、機械的な指や手を模倣した装置で、人間の手のように物をつかんだり、操作したりすることができるロボットの一部です。これらのハンドは、センサー、アクチュエーター、モーターなどを組み合わせて動作し、精密な作業や力加減が求められる場面でも活躍します。産業分野では、組み立て作業や検査作業に利用され、医療分野ではロボット手術や義手にも応用されています。

多くのロボットハンドは、人間の手の動きを模倣するため、複数の指を持ち、指の関節や手首の動きに相当する部分が独立して動くことが特徴です。最近では、人工知能(AI)との連携により、より精密で柔軟な操作が可能となっており、今後さらに多くの分野での活躍が期待されています。

ここでは弊社が製造したロボットハンドの一例をご紹介致します。

実績 詳細 画像
段ボール箱把持ハンド 段ボール箱パレタイズロボットのハンドです。
段ボールサイズは縦230~400mm×横380~590mm、高さ220~310mmと大小様々ありますがエアシリンダによる両開き構造として段替えレスに対応しました。
また、側面から吸着することで落下も防止しています。
紙袋吸着ハンド 紙袋デパレタイズロボットのハンドです。
ブロア吸込みによる真空吸着、ダンパ切替による真空破壊方式を採用し、max25kgの紙袋が多少傾いても安定して吸着移載致します。
取出しハンド 成型品取出しロボットのハンドです。
樹脂成型品を吸着して金型から取出し、製品を保持したまま不要なゲートをカットします。
各部品を調整可能にして多品種ある製品に対応しています。
鍛造品把持ハンド 約1000度のワークを高速で供給、搬送するロボット用のハンドです。
ロボットが左右交互に強調動作しワーク脱着は非常に狭く難易度は高いですが
シミュレーションを繰り返し最適なハンド形状にしました。

ロボットハンドをご検討の方へ

弊社ではお客様のニーズに合わせたさまざまな形状や重量の物をつかむロボットハンドを製作して生産性向上をサポートし、コストパフォーマンスにも優れた最適なソリューションをご提供します。