得意機能

    

特殊機能や周辺機器も含めてお任せください

弊社はさまざまな機能を盛り込んで専用機を製造してきました。
カメラやセンサーを使った検査やパーツフィーダーを使っての自動供給など、お客様の状況に合わせて提案させていただきます。

検査機能
搬送機能
自動供給機能
ハンドリング機能
ゲートカット機能
シュリンク機能
カム機構

よくご相談をいただく機能

外観検査・内観検査

外観・内観検査とは部品や製品の品質維持と保証のために行う作業です。

主に対象品の汚れ、傷、バリ、欠け、変形、異物混入、印刷のズレなどを確認し良否判定を行います。

人間の目視による検査では検査員により精度が変わる判定基準、複数の検査項目では検査員を増やす必要性、などの問題が指摘されています。外観・内観検査の自動化では画像センサカメラで撮像された画像とマスター画像を比較することで、欠陥部分を抽出し数値化を行い良否判定します。

人的ミスが減ることで品質価値が高まり、大きな生産性アップとコストダウンに繋がります。

搬送機能

部材や製品を運ぶ搬送機能は、人件費のコスト低減はもちろん、重量物を安全かつ確実に運ぶ方法など、常に改善が求められます。

搬送機能を自動化にすれば、重量物の移動により人が身体を痛める、転倒や挟み込みの事故、物との接触による製品破損、といったリスクも防げます。

搬送手段として、ベルトやローラーを使ったコンベアを使用した搬送・ガントリーと呼ばれる装置上空での搬送・無人搬送車を使用した搬送など多種多様にあります。

さらにロボットを使用した搬送では形状が複雑で高温な物などの搬送もでき、高効率化によりコスト低減もできます。

パーツフィーダー(自動供給機能)

パーツフィーダは各種ワーク(部品・部材)が入ったボウルに振動を与え、アタッチメントにて搬送姿勢を一定方向に整え、連続で次工程へ供給することができます。

板ばね、電磁石、振動容器などの部品で構成されたシンプルな構造ですが、人の手作業によるワーク供給に比べ、速度や正確性が飛躍的に向上します。

またセンサーや画像処理ソフトを使用した、高性能タイプもあります。

ロボットハンド(ハンドリング機能)

ロボットハンドは対象物を移動させるため、ロボットマニピュレータの先端に取り付けます。

ハンドリング作業に効果的で、段ボール箱や紙袋を把持、パレタイズ、デパレタイズ、移載などが可能となります。

他にもクシ状で対象物をすくう、電磁石で対象製品を吸着するなどのハンドもあります。駆動源は電動、圧縮エアー、真空エアー、油圧と様々ですが、選択によって複雑な形状や柔らかい物に対応します。

プログラムの変更で動作の種類は多様に広がり、人では不可能な作業も実現可能です。

ゲートカット機能

ゲートカットは射出成型された製品の、サイドゲート、ファンゲート、多点ピンゲートなどを切り離す工程です。

従来は人がニッパを持って行う手作業が主流でしたが課題として、カット精度、次工程へのスピードなどがありゲートカットの自動化が進んでいます。

カッター刃は各種製品素材に対応するため、ヒートカッター(温調器付き)、レーザーカッター、超音波カッターなど多種多様なカット方式であらゆるサイズに対応できる点がゲートカット自動化のメリットです。

 

シュリンクは英語で「縮む」の意味で、シュリンク包装とは、熱で収縮するフィルムの特性を利用して、容器などに密着した包装を行うことです。

主にペットボトル、食品調味料、化粧品、医薬品など生活の幅広い分野で見られます。シュリンク包装は容器を覆うため、異物混入などから商品を保護する役割があります。

また複数の商品をシュリンクで一つにまとめるなど、集積でも利用されています。主な方式は蒸気式と熱風式ですが、近年は熱風式によるシュリンク包装の自動化装置が拡がっています。

カムとは特殊な輪郭を持つ本体に、簡単な形状のフォロアが接触することで、複雑な周期運動を実現する機構です。

例えば回転板カムでは、中心からの半径が一定ではないカム本体が回転すると、接触するローラーなどは揺動の運動を行います。

カムの種類は直進型、回転型の平面カムと、端面型、円筒型、円すい型、鼓型の立体カムに分類できます。

高速で滑らかな動作をする装置に使われることがあります。