フルーツを等分にカットする装置です。
カッター・置台交換にて2,4,6,8分割に対応可能
フルーツカット機とは
果物を様々な形状に切断するための機械です。
フルーツカット機は、カットする果物の種類や形状によって様々な種類があります。
- スライサー: 果物を薄くスライスする機械です。野菜やオレンジなど、比較的柔らかい果物に使われます。
- ダイサー:果物をサイコロ状や棒状にカットする機械です。サラダやカクテルに利用されます。
- 皮むき機:果物の皮をむく機械です。リンゴやジャガイモなど、皮むきが必須な果物や野菜に使用されます。
- コア抜き機:果物の芯を取り除く機械です。リンゴやパイナップルなど、芯がある果物に使用されます。
フルーツカット機のメリット
- 効率性:手作業と比較して、短時間で大量の果物をカットできます。
- 均一性:機械でカットするため、厚みや形状が均一で美しい仕上がりになります。
- 衛生面:刃物等を頻繁に交換・洗浄することで衛生的です。
- 安全性:危険な刃物を直接扱うことなく、確実に切断作業が実施できます。
フルーツカット機を選ぶ時の注意点
- カットする果物の種類:柔らかい果物、硬い果物、皮つきの果物など、カットする果物の種類によって対応する機械が異なります。
- 切断形状:スライス、ダイス、皮むきなど用途によって対応する機械が異なります。
- 処理量:処理する量によって、対応するサイズや能力が異なります。
- 予算:機械の種類や機能によって、価格が大きく異なります。
お客様からの相談事
フルーツカット工場でカットフルーツ生産にあたり、以下の条件を満たしたカット機が欲しいと相談を受けました。
お客様からの5つの相談内容
- フルーツは基本的に人がセット、カット後も手搬送で取り出す
- カット後のフルーツは効率的に取り出しやすい姿勢にしたい
- 使用しない時期は別室で保管したいため、コンパクトで移動させやすい構造としたい
- 構成部品に付着した果肉を洗浄・除去するため、刃物など工具レスで簡単に脱着できるような構造にしたい
- カット後の流れ作業がスムースに行えるよう動線を考慮したレイアウトにしたい
弊社が対応したこと
お客様からの相談事について対応したこと
- 人の手による出し入れにより危険が及ばないよう、使いやすさと安全性を両立するための安全機器を選定しました
- カット後のフルーツは果肉が崩れやすい為、カット時に隣同士が触れない放射状に並ぶ様、受け台形状を工夫し、取り出し易さと果肉形状の保全を両立しました
- 保管場所の開口高さが2m以下という制約がある中、分解せずともスムースに移動できる様、駆動機器を見直し、装置をコンパクト化しました
- 刃具は取っ手を持って着脱とし、更に分割数の異なる刃具・受台組合せが間違わないようポカヨケ機構を設けました
- フルーツは正面からセットし、側面から引出しにて取り出す方式を採用することで各担当作業者の動線を確保しました
弊社からの一言
弊社は工業製品だけでなく、食品を扱う生産設備の設計製作も、柔軟に対応しております。
専用機のお困り事は名古屋精工にお任せください。