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導通検査部

インサート成型品(端子台のような物、サイズ:50x50x5)の導通を検査する工程

導通検査とは

導通検査は、電気回路の接続状態を確認するための重要なテストです。目的は回路が正しく接続され、断線や短絡がないかをチェックすることです。導通がある場合、測定器によって音や表示で確認できます。これにより、配線や接続部分の不良を早期に発見し、製品の品質と信頼性を向上させます。

テスターや導通チェッカーを用いるこの検査は、電子機器の製造や修理において不可欠です。初心者からプロまで幅広く利用され、DIYや電子工作の際にも役立ちます。適切な導通検査により、電子機器の長寿命化や安全性向上が期待でき、不意の故障を防ぐことが可能です。

装置の概要・特徴

ワークはインサート成型の端子台でサイズは50x50xT5

成型工程において、端子がバラバラになっていると成型が難しく生産工程も複雑化するため、端子はゲートで一つにまとめられています。

製品として使用するためには、ゲートを分断する必要があります。ゲートが確実に分断されていないと、端子が一体化されたままとなり、製品の機能に影響を与える可能性があります。分断が確実に行われているかを確認する為にこの装置を使用し導通検査を行います

お客様からの課題と要望

成型後に製品として使用するため、ひと繋ぎとなっている端子部の分断後に目視や電極をあてて検査をしているが、見落しや忘れで不良品が次工程に流出したりすることがあり悩んでいる。
生産効率を落とさずに見落としや電極のあて忘れを防止したい

名古屋精工からの提案

  • 生産効率に影響を及ぼさないように検査工程を生産ラインに組み込み検査を自動化することで見落しや電極のあて忘れをなくした。
  • 導通検査を確実に行うために、非接触式ではなく接触式のプローブを採用し、また、フローティング機構やバネ機構をとりいれ、プローブをソフトに接触させることで、製品へのキズやへこみの対策をしました。 

弊社からの一言

私たちは、お客様の用途やニーズをしっかりとヒアリングし、最適な導通検査装置をご提案します。
導通検査のお困り事や生産効率改善をご検討の際はぜひ名古屋精工へご相談下さい。