自動車部品組立装置・ボール圧入装置
圧入装置とは
圧入装置とは、2 つの部材を互いに押し込むために使用される機械で、ベアリングやブッシングなど様々な部品を組み立てるとき一般的に使用されます。
主には、サーボ式、油圧式、空圧式、機械式、手動式などのタイプがあります。
- サーボ式は、サーボモータの回転を直線運動に変えて圧入します。利点としては、立ち上がり速度が速く複雑な動作を実現でき高精度なことです。
- 油圧式と空圧式は、シリンダ内の油や空気の圧力を利用して圧入します。利点としては、強力で用途が幅広いことです。
- 機械式は、クランクシャフトなどの形状を利用して圧入します。利点としては、高速で省スペースであることです。
- 手動式は、小型で軽度な作業に適しています。利点としては、低コストでシンプルな構造のため保守性に優れていることです。
圧入装置を使用するときは、安全メガネを着用したり、衣服の緩みに注意したりすることで、安全かつ効率的に使用することができます。
ワーク概要
マニホールドブロック
サイズ:110mm×100mm×27mm
材質:鉄、重さ:約2.3kg

画像はイメージです
装置概要
具体的には、直径5ミリの鋼球をワークの多面にある通し穴に圧入する装置で、ワークの姿勢を変換するための「多関節ロボット」と鋼球を圧入するための「サーボプレス機」で構成されています。
通し穴16個に対して約90秒(1穴あたり5秒)で作業可能です。
圧入する目的としては、通し穴に流れる液体の経路を確保するためであり、余分な通し穴を塞ぐことで漏れを防止します。
お客様からの課題と要望
直径5ミリの鋼球をワークの通し穴に人手で圧入することは、相当な力が必要となります。
また、ワークの通し穴は多面にわたっており、治具を使って圧入したとしても時間がかかってしまいます。
これらの課題を解決するため、鋼球の圧入作業にはサーボプレス機を、ワークの姿勢変換には多関節
ロボットを使用して作業を自動化することで、労力と人員と時間を節約、安全性と安定性を確保しました。
技術的なポイント
- サーボプレス機は質量が約100kgあり、メンテナンスや故障した際の作業は重労働となるため、保持バー上をスライドさせることで再現性を図るとともに、作業性向上と安全性を図りました。
- 鋼球を圧入するパンチとワークをバックアップするプレートは消耗部品のため、出来るだけ工具レスとし、作業者が容易に交換できるようにしました。
弊社からの一言
ロボットは、デンソーウェーブ・川崎重工業・安川電機などを主に取り扱っております。
特に川崎重工業株式会社様とはパートナー契約を結んでいますので、サポート体制も充実しています。
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