外観検査の効率化

X社様

会社名 X社
事業内容 トイレタリーなどの容器製造
装置導入前の課題 外観検査の効率が悪かった。
提案 外観検査の精度を上げつつ、効率化を提案

お客様の課題と要求

装置導入前の課題

既存機はオーバルキャップのキャッピングまではできましたが、外観検査はラウンド(マル)しかできない仕様でした。

目標とする生産ラインの概要とクライアントの要求

今回の第一目標はオーバルキャップ外観検査を含めたトータルでのキャッピングと検査ができる装置を目指しました。
直接的な要求はありませんが、クレーム対象となるロック付キャップ時のキズ、斜め勘合を極力無くすことが至上命題でした。
品質向上と高速化を両立する上でキャッピングの安定化と検査カメラの配置がしやすいよう水平ターレットが必須条件でした。

お客様の声

セットメーカー(名古屋精工以外)の比較検討はされましたか?

していません。
海外製のキャッパーはありますが、標準仕様で検査工程がないため、自社で追加するしかありません。また、キャップの種類が今後増えた場合の対応性(即時性、柔軟性)が海外製では不安がありました。

名古屋精工さんは経験も豊富なので、貴社にお任せすると決めていました。

当社を選定した意思決定の際、どんな点を重視されましたか?

キャッピングはシビアな精度が要求されるため、打合せを重ねて練り上げていきたいという思いに尽きます。
自社のキャッピングに対し、ノウハウが蓄積されており、将来的にも多品種に対応できる点、ターレットをダブルにするという発想からステーション毎に検査機が付けられる柔軟性があると感じ、貴社に決めました。

今回導入において、従来設備と比較して生産性向上は数字に表れましたか?

高速機に於いては高速化が図れたため、既存機に対して50%の向上となったことは生産数に表れています。

また、品質面ではキャッピングに起因するクレームは現時点では皆無となっています。

当社の製品がもたらす価値をどのように評価しますか?

今日まで20数年来の実績を積み上げてきた価値が大きいと感じます。
1号機から入れてきて、最初は苦労して導入していくなかで、今回の装置導入で1段ステップが上がったと確信しています。
今後ともこういう形でキャッピング機を共同で徐々に良くしていけたらありがたいです。

装置導入後のサポートはいかがでしたか?

当然、入れてすぐは、いろんなところで初挑戦の機能とかありますし、問題点が出てきますが、そういうところに対して、即対応していただいている点は評価に値しますし、助かっています