
樹脂材塗布機
装置概要
ワークに樹脂材を塗布する装置
ワーク:径φ1mm、長さ20±5mm程度の針状の棒
2種のパーツフィーダからワークを1本ずつ切り出し、インデックス上のコレットチャックにセットする。インデックスで塗布ステーションに送り、ワークを回転させながらディスペンサーにて樹脂材を塗布する。
次工程で熱風乾燥させて最後にコレットチャックから外して製品箱に集積する。
お客様の要望
既存機老朽化に伴い装置を新調したい。
また将来的に大きく形状の異なるワークに対応できるようパーツフィーダーの載せ替えが出来るよう検討してほしい。
技術的に工夫した事
レール形状を工夫したボール型のパーツフィーダーとレールに段差を設けた直進型のパーツフィーダーをつなぎ合せたことで数種類のワークを段替え無しで送り、向きを一定にすることが出来た。
回転するワークの芯振れを防ぐために、コレットチャックを用いた。
コレットアンチャック時にワークがその場に残らず確実に払出しできるように、チャック後方から押し棒による排出機構を設けた。